ナノトライボメータ (NTR)

Nano TribomètreNano Tribomètre

ナノトライボメータの計測では、平板、ピンまたはボール状のプローブを試験片に接触させ、あらかじめ設定した荷重を付加させます。摩擦試験中のアームの撓み力を計測することで、摩擦係数が求められます。ピンとディスク材料の摩耗係数は試験中に摩耗により減少した質量から計算されます。このシンプルな手法によって、ほぼすべての固体材料の組み合わせについて、また潤滑剤の有無などの条件下で、摩擦・摩耗挙動の研究を容易にしています。さらに速度や周波数、接触圧、時間や雰囲気(温度、湿度や潤滑剤の種類など)といった試験パラメータが制御でき、実際の摩耗状況といった実用条件下に近い環境を再現した試験が可能です。

CSMのナノトライボメータは、50μN以下の低荷重領域で摩擦摩耗試験が可能な独自の装置です。直線往復動モードと回転動モードの両試験が行えます。すべてのCSMトライボメータに共通の最大の特徴は、摩擦係数が限界値に達した時点で、または指定した摩擦回数に達した時点で、試験が自動的に停止することです。トライボメータはまた完全密閉構造をとっているため、湿度やその他パラメータなどが制御された雰囲気下での試験が可能です。高温や低温運転向けや、高真空試験向けなどに開発されたスペシャル・バージョンのトライボメータも用意しております。ナノトライボメータは深さ計測センサを備えているため、時間依存性摩耗特性の研究で重要な深さ情報をリアルタイムで表示します。さらに、導電性オプションでは、電気絶縁体であるコーティングの試験も可能にしています。

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Application Bulletin n°20

- Nano Tribometer Applications Investigation of lubrication regimes using ultra low contact pressures
- Adhesion and friction studies of materials for micro electro mechanical systems (MEMS)