膜厚
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カロテストは迅速、簡単、低コストにコーティング膜厚を計測できます。一定の直径(ボールφ)のボールを回転させながら、設定した荷重を加えてコーティング表面に押し込んでいきます。測定試料に接触して回転するボールの位置と接触荷重が安定したところで、そのボールと試料の接触領域に研磨スラリーを加えることでコーティングと基材がアブレシブ摩耗され、ボール形状を転写した半円状の「くぼみ」ができます。
そのくぼみの表面を光学観察すると、コーティングと基材の摩耗部位が投影された様子がうかがえます。そのXとYのパラメータを測定することで、簡単な図形連立式から、コーティングの膜厚Dが計算されます。 カロウェアーのシステムは、このカロテストの仕組みを回転計と研磨スラリー自動供給装置とで拡張したものです。測定試料の上でボールが回転し、水とSiC粒子からなる研磨スラリーがボールと試料の接触領域に連続的に供給されます。この研磨スラリーは制御された方式で基材を摩耗させるため、再現性の良い計測結果を導き出します。 ボールと測定試料との垂直荷重が計測され、ボールの回転運動も計測されます。測定試料の上で回転するボールは、研磨スラリーが介在することで、測定試料の表面に摩耗による「くぼみ」を形成します。摩耗時間を変化させてくぼみの形状寸法を比較することで、コーティングの膜厚や、コーティングと基材の摩耗率を正確に測定評価できます。
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